今年も発生。オオバギボウシ(ウルイ)とコバイケイソウを間違えて食べての中毒
今年も発生しました。
『山菜のウルイと間違え有毒のコバイケイソウ食べて2人が食中毒』
新潟県上越域振興局健康福祉環境部は2016年5月16日、上越市内の2人が山菜のウルイと間違えて有毒野草のコバイケイソウを食べ、おう吐などの症状を訴えたと発表した。2人は快方に向かっているという。
上越保健所によると、上越市在住の60代男性が5月14日、妙高市内の山中でウルイだと思って野草を採取した。翌15日の午前7時から8時にかけ、男性と男性の60代妻の2人が自宅で油炒めにして食べたところ、午前9時頃からおう吐や視覚障害、血圧降下等の症状が出た。正午頃に救急搬送され、医療機関を受診し、入院したが、現在は2人とも快方に向かっているという。
▲出典:上越タウンジャーナル(https://www.joetsutj.com/articles/92906582)
コバイケイソウとオオバギボウシの見分け方は、葉っぱの葉脈がポイントです。
オオバギボウシの葉脈は、中央に主脈があってそこから側脈が伸びますが、コバイケイソウの葉脈はそれぞれが平行で交わることがありません。
⇒食用ギボウシと間違いやすいバイケイソウとコバイケイソウ。運が悪いと死亡する
でも芽だしの時期は見分けがつきにくいです。
生えている場所も似たようなところですし。
ただ、オオバギボウシには苦味はありませんが、バイケイソウは苦く、不快な味があるそうです。
舐めてみますか?